平成21年10月28日、岩手県教育長の記者会見における質疑応答で教育長は以下のように話しました。
(記者)
新型インフルエンザの関係で、高校入試の救済措置はどのようになっているのか教えてください。
(教育長)
インフルエンザ対策ですが、決算特別委員会などでもお話しているとおり、どういう状況になるかというのは非常に分からないわけですが、受検機会を失わせない、保障したい、あるいは、インフルエンザ様疾患で受検できなかったという形にならないように、今、対策をどう進めるか、例えば、本県だけでなく青森、秋田、宮城3県で県際で交流しているところがあって、そういうところと相談していかなければならないところもあるということで、早くと思っていますが、入試要項も決まっている状況ですので、いずれ基本は、受検機会を失することのないように、ということで対策を進めていきたいと考えています。
(記者)
新型インフルエンザについてですが、救済措置というのは具体的にはどういうものでしょうか。
(教育長)
どうするかはまだ決まっていないのですが、最悪の事態の場合はおそらく2回くらい試験をしなければならないかということまで想定しているのですが、例えば、1回目の入試をして、7日間空けて2回目の入試ということも考えられるかどうかということでやっています。非常に細かい話ですが、試験問題を2つ作るのか、それから定員を分けて採点するのか、倍率の問題で不公平があってないけないということがあるので、そういうことを本当にやらなければいけないのかどうかも含めて、全国の状況をみながら早めに決めていきたいと考えていますが、いつかの時点で決断しなければならないと思っています。進路指導が12月ごろには決まってしまうと思うので、それまでにはお示ししたい。
ただ、蔓延状態がどの程度になるのか非常に不確かな要素があって、例えば、ものすごく蔓延して免疫が出てくる状態もあるのか、それから、その時点で本当に、今までは季節型インフルエンザの場合は別室で受検させているのですが、そういう措置で終わるのか、あるいは、本当に2回に分けてやらなければならないのかという見極めが必要なので、最悪の場合はそういうこともあるのかと考えています。
(記者)
最悪の事態というのは、どういった状態でしょうか。
(教育長)
結局、過半数がインフルエンザというような状態で受検できなかったようなことがあればですが、インフルエンザは慎重な対応が必要なので、例えば、1人でも2人でもということになるのか、過半数にするのか、その見極めのところが医学的根拠もまだないですし、知見がある人たちと十分相談していかなければならないと思っています。
(記者)
これまでは、風邪やインフルエンザで高校受検ができないという場合はどういう対応をしているのでしょうか。
(教育長)
季節型インフルエンザの場合は、別室で、分けて隔離してやっていますが、あとは、本当に受けられなかったときは、残念ながら、2次募集、再募集もやっているのでそちらの方で対応していました。今回は、数の問題もそうですが、あとは医学的見地の問題もあるので、本当に分けてやっていいものかどうかも分からないので、知見のある人たちとよく相談してどういう対応をすれば一番いいのかということを考えていかなければならないということです。
(記者)
その場合は、対象となるのは新型インフルエンザのみとなるのでしょうか。
(教育長)
新型インフルエンザは今判定検査をしていないので、そこも含めてやらなければならないのですが、おそらく分け隔てできないのではないかという感じがします。