2007年度県立高校入試で、推薦入試に代わる前期選抜試験の合格内定者が23日、各校で一斉に発表された。午前10時の発表時間には、授業をしている中学校も多く新制度で、私立の少ない紀南地方の生徒には、試験を2度受ける機会ができたが、前期試験では不合格者が大勢出る。保護者からは賛否の声が聞かれた。
07年度入試から始まった前期選抜は、中学校長の推薦の有無に関係なく出願できる。国語、社会、数学、理科、英語の学力検査があり、面接や小論文などを課す学校もあった。
県教委によると、全日制34校4分校は定員3492人に対し、7569人が受験。倍率2.17倍の「狭き門」となった。
紀南地方では、田辺市文里の神島高校普通科が3.75倍で最も倍率が高かった。
一般入試に代わる後期選抜の試験は3月13日にあり、20日に合格者が発表される。出願受け付けは3月5、6日に迫っており、学校側は前期試験の合否結果を受けて、生徒の進路相談に追われることになりそうだ。