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県立高校入試 初めての前期選抜


県立高校で2月15日、これまでの推薦入試に代わる前期選抜の試験が行われた。全日制34校4分校の定員3492人に対し、7633人が出願する「狭き門」となった。受験生を送り出す中学校側からは、新制度への戸惑いの声も出ている。合格内定は23日午前10時に発表される。

前期選抜は、中学校長の推薦の有無に関係なく、誰でも出願できる。2006年度の推薦入試と比べ、定員は48人減ったが、逆に出願者数は2413人も増えた。県教委は、公立高校を受験する生徒の85%程度が出願したとみている。田辺高校(田辺市学園)が今回初めて、自校作成問題を出した。

県内の各高校では午前9時25分から、受験生が一足早い「春」を目指し、緊張した表情で試験問題に挑んだ。国語と社会を同時に実施する「検査1」(50分、田辺高は60分)から始まり、数学と理科の「検査2」(50分、田辺高は60分)、英語の「検査3」(30分)と続き、昼食後に面接や小論文などがあった。

前期選抜の導入により、中学校側では受験者増への対応に追われた。

合格発表は23日 中学校へメール

合格内定の発表は、各高校で掲示するほか、今回初めての試みとして、各高校の校長が受験生が在籍する中学校の校長あてに23日午前10時、内定者の受験番号一覧を電子メールで送信する。同日午後から、合否の結果を受けた個人面談を始める中学校もある。

高倍率に伴って不合格者も多くなる。

ある中学校では「誰もが受験できるのは良いことだが、落ちる子も多くなるので一長一短」とし、後期選抜に向けて不合格者への進路相談の大切さを強調した。

全日制全体の前期選抜の出願倍率は2.19倍。全日制普通科では、日高高が5.25倍で最も倍率が高かった。紀南地方では、神島高が3.77倍の高倍率となった。

一般入試に代わる後期選抜の試験は3月13日にあり、20日に合格者が発表される。


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